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仕事内容詳細
軽天工事
軽天工事というのは、壁や天井の下地を作る骨組みということです。
軽天(ケイテン)と呼ばれる理由は「軽鉄材」という部材を使用しており、鉄板の厚みが0.5mm、薄くて軽いもので天井や壁をつくる事からそう呼ばれています。
軽鉄は凹の形をしていて、これらを組み合わせながら組み立てていきます。
昔は建物のすべての内装は、材木で大工さんが造作していましたが、
⇒●防火の検査が厳しくなったこと
⇒●工事のスピ-ドが早いこと
⇒●工事単価が安いこと
などの理由から、現在ではコンクリ-トのビル・鉄骨住宅・1戸建住宅などにケイテン工事が使用されています。
鉄で出来ているので店舗を区切る時にも使用します。湿気にも強く、加工性に優れているのもメリットです。
木材ではないので、シロアリなどの害虫のリスクも減少します。
ボード貼工
軽天を組み終わったら「プラスタ―ボード」をはっていきます。
プラスタ―ボードとは石膏でできている材料で、クロス等を張る為の下地になります。このボードの上に壁紙や塗装を行います。
プラスターボードは、芯材に石膏を入れ、その両面と側面をボード用紙で被覆した板を称し、耐火・防火・遮音性能を有しています。
この下地が悪いと壁紙が浮いてしまうので大切な材料です。水廻りの近くでは耐水専用のボードを使います。